(橋梁用埋設型排水桝)
- 隅々まで排水できる床版に優しい排水装置
NETIS 登録番号 HK-140002-VE
隅々まで排水できる床版にやさしい排水装置
橋梁用埋設型排水桝の特長
橋梁のアスファルト舗装に浸透した雨水は、アスファルトの剥離、床版防水の早期劣化や伸縮装置の破損などの要因となる。また橋梁端部(伸縮装置部)においては特に雨水の滞留が多く、冬季の凍結融解などの悪影響を受けやすいため、滞留水を速やかに除去する必要がある。「橋梁用埋設型排水桝」は橋梁の舗装下面と床版上面の間に滞留する雨水を効率的に排水するための水抜き用排水桝であり、特に伸縮装置付近の複雑な形状となる部分の排水に効力を発揮するものとなっている。
従来の床版用水抜きパイプでは、設置のためにコンクリート床版の鉄筋探査、鉄筋を避けてコアドリル削孔、水抜きパイプ設置、樹脂による空隙部の充填などの作業が必要であったが、「橋梁用埋設型排水桝」は、遊間を利用して排水するため、伸縮装置取り換え工事と同時施工が可能となっており、鉄筋探査やコアドリル削孔が不要となっている。このため、簡単・スピーディーな設置が可能であるほか、埋設型ジョイントや既設橋がPC桁であっても設置が可能となっている。橋梁の排水急所部で延命化に貢献できる商品として、橋梁改修工事などで特に力を発揮する。
※製品形状により、D3パイプ、ジョイントドレーン(JD) の2タイプを用意しています。 (D3パイプの紹介はこちら)
ジョイントドレーン
製品写真
帯水状況イメージ
設置例(関東地区)